棚ぼたの幸せ

月が変わるとブログを更新したくなるのは、新たな1ヶ月に何か期待をしているからだろうか。時の流れがあまりに早くて、カレンダーを見て戸惑う。

 

この1ヶ月半、期間限定の一人暮らしをしていた。後先を考えない系の一人暮らしだ。時間を最大限に使えている感じがして、とても楽しかった。でも今まで親が厳しいこととか家が遠いことを言い訳にしてきたから、それがなくなってしまって、私のダメなところを浮き彫りにされている気分だ。

1ヶ月半の間、いろんなことがあった。自分で選択して自分で暮らていくからなんとなく生きるということができなくて、それが私にとってかなり大きな経験になったように思う。嬉しいことも楽しいことも悲しいこともたくさんあった。でも感情はたいしてぶれない。全てなかったことになりそう。全ての出来事が私以外のどこかに残って、なかったことにされないことを祈るしかない。

 

何をしても満たされない感覚に、みんなはどうやって向き合っているのだろうか。こういうことを書いていると安直にメンヘラだと言われるが、まぁその自覚がないわけではないけども、SNSをやめたら所謂メンヘラではなくなるんだろうなとも思う。SNSに書きすぎなんだよな、わたし。でも独り言のように一方的な投稿は結構楽しいもんですよ。

何をしても満たされない感覚に満たされて、何もしたくなくて、でも何もしないこともしたくなくて、予定をただこなすだけの毎日はあまりに寂しい。さらには最近自分の力不足を感じまくってしまって、何をするにも腰が重い。私には出来ないし。何をしても何をしなくても責められているかのような重さ。ごめんな期待しないでくれや。頑張ることが正しいとされるこの世の中で、頑張ることが出来ない私に何があるっていうんだろうか。

 

 

全部中途半端なのに全部捨てられない私に棚ぼたみたいな幸よ来い